ボウリングの高橋さんからレポートをいただきました!
2010.11.29 (月曜日)日本事務局
2010年も残すところあと1ヶ月。段々とせわしなくなってきましたが
皆さまいかがお過ごしですか?
今回は、ボウリングの高橋さんから
レポートをいただきましたので紹介させていただきます。
**********************************************************
2003年3月、友人に会いにゴールドコーストの郊外に行ったとき、
ボウリング場が目に止まった。
中に入ってみると、『パンパシフィックパスターズゲーム2002』のポスターが貼ってあった。
その時は、2004年から毎回、出場するとは、想像もつかなかった。
18歳の時に出逢った友人がいなければ、オーストラリアに来ることも無かったと思う。
人との縁は偶然の様な気がするけど
長い年月をかけて、出逢う運命にあるように最近よく思う。
シドニーのボウリングチームにピーターって言う選手がいて、
前回のマスターズ種目のゴールドメダリストでいつも顔を赤くして、気魄溢れる熱い男だ。
会場ですれ違っても、お互い、言葉も交わさないし、目も合わさない。
でも心の中に伝わっている。
「お前には負けるかって」
今年のマスターズ種目で同箱競技者がピーターってわかった瞬間、よっしゃ!って思った。
この日の為に2年間、練習してきたし、ファイナルの最高な舞台で
直接対決する事に運命も感じたし、燃えたわ。
いつも不思議なのは、最後の試合になると時空を超えた力が自分を後押ししてくれる。
それは、会場で応援してくれている親友、色々とサポートしてくれているスタッフ、
日本から熱い声援を送ってくれている方々、
みんなの思いが大きな力を生み出してくれている。
お陰でピーターに雪辱できた。決して一人の力でない。
クロージングセレモニーでピーターとばったり、
お互い笑顔で健闘を称え、次も待ってるぜ!って言ってくれた事が嬉しかった。
その後、ピーターを連れてボウリング仲間で飲んだ。みんな良い顔してた。
マスターズ種目の表彰式の前にオージーの親友が「友」って書いた箱を手渡してくれた。
中身は親友が獲得した金メダルとメッセージが入っていた。
メッセージには
「我々の友情は金メダルに匹敵する、だから金メダルをあなたに進呈する」
って書いてあった。
親友と私だけでなく、ピーターともそうだし
TeamJpanのスタッフ、選手、応援してくれるみんなとの関係も
金メダルに匹敵する友情があると思う。
クロージングセレモニーから宿舎に帰ってくると、野球トリオが居て、目を潤ましていた。
何でとは聞かなかったけど、彼らも良い顔していた。
メダルより大切なものを獲得したのかなと思った。
彼らにも大きな力が動き始めたんじゃないかな。
相田みつをさんの詩にこのような詩がある。
「そのときの出逢いが人生を根底から変えることがある、良き出逢いを」
そんな出逢いがボウリングに限らず、他の競技でも一杯ある事を野球トリオから感じた。
だから、みんなパンパックに帰ってくるんだな。
みんなとの縁を大切にしてゆきたい。
高橋 文彦













